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温める?冷やす? パート2

2019.08.22 | Category: カイロプラクティック,産後・マタニティケア

パート1の続きです!

痛い部分では炎症が起こっています。

炎症の定義としては・・・

発赤、熱感、腫脹、疼痛、(機能障害)がもたらされる となっています。

炎症が起きている場所では、皮膚が赤くなる熱を帯びている腫れがある痛みが出ている、のいずれかが確認できます。

機能障害を()にしたのは、全ての場所で当てはまるものではなく、
特に四肢(腕・脚)で炎症が起きた場合に動かしにくくなることがある為です。

イメージしやすいのは、足首を捻挫してしまった時、赤くなり腫れて熱くなっていませんか?

その時は温めますか?冷やしますか?

ということです。

【炎症】はという字が使われています。

(ゴルゴ松本さんのオフィシャルブログより)

つまり炎症が起こっている場所は体内で熱がこもってしまっている場所
と言い換えることもできるかと思います。

なので 痛い場所=炎症が起きている=熱がこもっている ⇒ 冷やす
というのがお分かりいただけましたでしょうか?

また《膝に水が溜まる》ということを聞いたことがありますか?

これもまた原因は様々ですが、膝で炎症が起き熱がこもります。

その熱を冷やそうとして体内の水が膝に集まってきた結果なんです。

病院で膝の水を抜くという治療がほとんどだと思いますが、
それは対症療法でしかありません。

なぜ水が溜まってしまったのか。

なぜ水が溜まるほどの炎症が起きているのか。

の原因を見つけて改善しない限り水は溜まり続けます。

逆に熱がこもってしまっている場所に熱を加えたら悪化すると思いませんか?

火に油を注ぐのと同じことですよね。

パート1でもお話した通り、痛い時に温めると一時的に回避はできるものの
根本的治療にはなりません。

根本的な治療にならないだけでなく、長期化・慢性化させてしまうことすらあります。

また人間の体は主にたんぱく質で出来ていますが、
たんぱく質は熱に非常に弱いんです。

玉子の白身がたんぱく質ですが、加熱すると白くなり硬くなりますよね?

人間の体も炎症が起きて熱がこもりすぎると硬くなるんです。

その結果、機能障害なども起こってしまいます。

ここまで読んでいただけた方は、チャレンジしてみようかなという気持ちになっていると信じて
次回はその方法を書きます!

パート3に続く